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ヘイムスペイントの塗り方レポート。 Haymes PAINT

自邸であるhouse M にインテリアショップで一目惚れをしたヘイムスペイントを自分たちで塗装してみました。


設計士である私たちが現場の職人さん達に色々アドバイスをもらいながら、初めてのDIY塗装に挑戦した記録です。そこで感じた塗り方のポイントを写真や動画でレポートさせて頂きます。




1.ヘイムスペイントとは?

Haymes PAINT (ヘイムスペント)は、オーストラリアのヘイムスペイント社が販売している、オーストラリアで最大級にして最古の塗料ブランドです。色味だけでなく、テクスチャーにもこだわり、まるで左官で仕上げたような凹凸を表現したり、金属の経年変化を感じさせる風合いなど、これまでのペンキの常識を覆すユニークなアプローチが特徴です。


今回私たちは Surface BLOOM といった種類の塗装を使いました。



2.塗料の種類と塗り方の順序


Haymes PAINT Surfes BLOOM は3つの種類の材料を塗り重ねることで、風合いを出していく塗料です。今回私たちは、


①シーラー (下地になる白色の塗料)

②ベースコート(メインの色のついた塗料)


上記の二種類の塗料は市販のローラーで塗りました。

ここまでは通常のペンキでの塗装と同じ工程なのですが…。


③トップコート(質感を出す塗料) の塗り方によって、

雰囲気が大きく変わるのがヘイムスペイントの面白いところ。

トップコートの塗り方の種類は、INDUSTRIAL、BLOOM、GRAVITY、BRUSHEDの4種類。


私たちはコテで仕上げる BLOOM 仕上げを選択しました。




3.トップコートを塗るために使った道具


私たちが使った道具はこちら↓


・ハケ (大)…トップコート塗料をたっぷりと散布するため。毛が抜けにくいものを!

・ハケ (小)…壁際や入隅などの細かい部分を塗るため。

・プラゴテ 210mmと180mm (ホームセンターで購入)…コテ仕上げの肝になります!

・小さめのバケツと100均のおたま…テンポよく移動しながら塗るのに便利。




※追記※ MakitaArchitects Instagram にてHaymes PAINT japanさんより、直々にアドバイスを頂きました。BLOOM仕上げ専用のバグズと、さらに大きめのコテを使った方が、BLOOM(花が咲く)といった風合いのイメージをより出せるとのことです。詳しくは Haymes PAINT 公式動画 にて。



4.ヘイムスペイントを塗ってみよう!塗り方の手順。


① 保護・養生


マスキングテープと養生テープで他の壁に塗料がつかないようにしっかりと養生します。






② 塗料を壁面にのせていく


トップコート塗料には骨材(ザラザラとした粒状のもの) が入っているので、コテで塗り広げる時に骨材を引きずることがないように、塗料を厚めにのせていく感覚で少し厚めに塗料を塗布していきます。

骨材を引きずるとかすれるような跡がのこり、BLOOM (コテ塗り)仕上げよりも INDUSTRIAL 仕上げ(よりラフな仕上がり)に近い雰囲気になるので、コテ塗りに挑戦したい方は注意が必要です!






③ コテで塗り広げながら質感をつくる


塗料をおいた箇所を慣らすようにして、骨材を引きずらないように注意しながら、プラゴテで塗り広げていきます。下の動画の壁は長めのストロークのコテ跡が残るようにしてみました。トップコート塗料は乾くのが早いので、A.塗料をのせる人B.コテ仕上げをする人の、二人一組みでチャレンジすることをおすすめします。




5.トップコート塗料が乾燥していく様子をチェック


④…画像左。塗り終わった後はあまりコテ跡は目立ちませんが…

⑤…画像右。トップコート塗料が乾くとコテ跡のムラが出て味わいのある雰囲気になりました!塗った直後と塗料が乾いた後では、仕上がりイメージが少し変化するので、後の乾いた自分の好みの仕上がりが、塗った直後はどのような状態になっているか、テスト材料などで前もって実験・確認することを強くおすすめします。





6.失敗した部分とその原因


実のところ…私たちはトップコートの塗り方を一度失敗してしまいました…!


塗料が乾く前は、「いいかんじだねぇ!」とうきうきしながら塗り進めていたのですが…。次の日乾燥した状態の壁を見てがっくり…!


画像のように↓ 指で触ったような跡がたくさんついてしまっていたのでした…!


指で触ったような跡ができてしまった原因は…


① トップコート塗装の量をケチって塗ってしまったので、骨材を引きずるように(ガリガリとした感触がある感じ)コテ塗りをしてしまったこと。


② 塗った後にコテのムラが気になり塗料が乾きはじめた箇所を、何度もコテで触ってしまったこと。


以上2つの原因が考えられました。




7.失敗した壁面のリタッチ(改善)方法


なんとか思い描いたコテ塗りの壁面にやり直したい…。


そう考えた私たちは、失敗したトップコート塗料を塗った壁面の上に、もう一度トップコートを塗り重ねることで無事リタッチすることができました!

リタッチのコツは少し厚めに塗料を塗ることです。


私たちは25㎡ほどの壁面を塗装しましたが、+10000円ほどのトップコート塗料の追加だけでリタッチすることができました。結果は。大満足やりなおして本当に良かったです!


私たちの事務所では猫を飼っていますが、万が一壁をはげしくガリガリと引っ掻かれた時もリタッチできそうですね…!



● 私たちが行ったリタッチ方法


少し厚めにハケでトップコート塗料を塗布する。


② トップコート塗料が乾かないうちに、骨材をガリガリと引きずらないように十分気をつけながら、滑らかにコテ塗りをする。


③ 塗装をする際は休まずに、ひとつの壁面は一気に仕上げる



この方法を1度目の塗装の時から気をつけていれば、リタッチをすることなく上手にぬれたと思います…!何事も練習は必要ですね…!




8.失敗も味になる。恐れずチャレンジしてみよう!


以上が、おしゃれ塗料ヘイムスペイント(Haymes PAINT) をつかって、私たちが初めて大かがりなDIY塗装に挑戦したレポートです。


そもそも ヘイムスペイントは、ラフな仕上がりや、DIYならではのムラを楽しむ塗料なので塗り方に正解はないのですが、これからDIY塗装にチャレンジしたいと思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。


私たちのような失敗をしないためにも、



ヘイムスペイント(Haymes PAINT) 公式サイトや公式YouTubeチャンネルの、それぞれの仕上げ(INDUSTRIAL、BLOOM、GRAVITY、BRUSHED)の塗り方を紹介をする動画をよく見て研究してイメージトレーニングをする。二人で行うときは役割を決める。


→ Haymes PAINT 公式HP https://www.haymespaint.com.au/artisan-collection/
→ Haymes PAINT 公式youtube https://www.youtube.com/user/HaymesPaint


② 大きめのサンプル板を用意して本番前に試し塗りをし、1日〜2日の乾燥させた後に、自分たちの目指す仕上がりになっているかを確認する。


③ いざ本番にチャレンジ!失敗しても味になるから恐れない!楽しんで塗る!




以上のことが重要だと思います。



私たちは失敗後、試行錯誤を重ねた結果、とても満足のいく仕上がりになりました。


上の写真は塗装して1年目のヘイムスペイントで塗った壁面の様子です。元気に走りまわる飼い猫の爪痕もつきにくく、味のある壁面は我が家のシンボルになっています。


→その他のヘイムスペイントで塗装した壁面の様子は事例紹介からご覧下さい

house M 牧田建築設計事務所 works より


塗っている最中は、工事に居合わせた職人さん達にもがんばれー!と励まされながら…笑

とても楽しい時間を過ごせました。家づくりの思い出になりそうです。





住宅見学も随時募集中です。

ご希望の方は、私たちの初めてのDIY塗装の苦戦の様子をぜひ見てみてください…!

(秘密の場所に失敗した塗装の壁が残っています…笑)



住宅見学のご希望は、弊社HPのお問い合わせフォームよりお気軽にお申込みください。


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