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執筆者の写真Makita Architects

外壁工事と面積効果




house M

外部のサイディング貼りをしています。 通常では工事の後半に確定することが多い照明計画ですが、梁あらわしのデザインになるため、上棟のタイミングで決定しないと取り合いが悪い箇所があります。

工事の進行状況に対応しながら、早め早めの計画が大切になってきます。

こういったところをお施主さんと共有しながら、丁寧な家づくりをしていきたいです。 そろそろ外壁の色決めです。大きなサンプルを3色ほど準備してもらい実際に現場で全体とのバランスを見ながら決定します。

色を決定する際に重要なのが、「面積効果」という現象です。

面積効果とは、同じ色でも面積が大きくなるにつれて、次第に彩度があがって見え、同時に明度も高くなって見える現象のことを言います。

簡単にいうと、思ったよりも派手で明るく見える感じです…


小さな色見本で色を決めて大きな壁面などに彩色してみると、思ったより派手な色になってしまって、失敗することがあるので注意が必要になります。


家づくりでポイントカラーを使ってみたいと考えている方は、面積効果に気をつけながら、壁紙や塗料を決定する際に大きめのサンプルを用意してもらってカラーを決めると、イメージ通りの色に近づく、良い発見になると思います!

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